モジュール詳細:パズワード

解除コードを見つけるのなんて簡単なことでしょ。ただ正しい文字を入力するだけだし、その文字が何かはっきり示されているのだから。

モジュールには、1~26のうち6つの数字に絞る制約を表す複数のシンボルが表示される。すべての制約を満たす正しい値を決定し、アルファベット上の位置の数字を使用して英字に変換し、英字を入力することによってモジュールを解除する。

制約は2ページにまたがることがある。上部の画面を押すと切り替えることができる。

入力

  • 下部の6つの画面は六文字の単語を送信する際に使用される。これらの内、いずれかのディスプレーを押すと英字の入力が開始される。 目的の英字まで画面を繰り返し押す。その後、別の画面を押すと、その場所に別の英字を入力し始める。英字は任意の順番で入力できるが、単語は読み順で見た時に読めるようにすること。
  • 入力がない状態が5秒間続くと、6つの画面に正しい英字が設定されていればモジュールは解除されるが、そうでない場合はミスが記録される。
  • 実行中の送信モードは5秒間の時間猶予の間に上部の画面を押すことでキャンセルできる。

シンボル

以下のシンボルは、6つの英字の位置を下記の並び順どおりに示すために使用される。これらは変数と呼ばれる。

1番目の
英字
2番目の
英字
3番目の
英字
4番目の
英字
5番目の
英字
6番目の
英字

以下の4つのシンボルは、四進数表記の数字を示している。この方法で記された数字は 定数と呼ばれる。特に断りのない限り、定数は左から右の横方向、また上から下の縦方向に記される。

= 0
= 1
= 2
= 3

制約

(横方向または一桁の数字の定数)
この値は存在しない。
(縦方向または二桁以上の数字の定数)
ある二つの変数を足すと、この値になる。
(二つの定数があり、上の方が値が小さい)
二つの値の範囲(同値は含めない)内にある変数がある。
(二つの定数があり、右の方が値が小さい)
この値のうちどちらか一方が存在する。ただし、両方は存在しない。
(二つの定数があり、上の方が値が大きい)
二つの値の範囲(同値は含めない)外にある変数がある。
(二つの定数があり、右の方が値が大きい)
両方の値が存在する。もしくはどちらの値も存在しない。
この値より小さい変数は存在しない。
この値より小さい別の変数が存在する。
この値より大きい変数は存在しない。
この値より大きい別の変数が存在する。
この変数は素数である。
この変数は素数ではない。
この変数は平方数である。
この変数は平方数ではない。

(次のページに続く)

制約(続き)

この変数の値は、この定数より大きい。
この変数の値は、この定数より小さい。
(定数は上下逆になっている)
単語内で、この変数より後ろにある変数がこの値を持っている。
単語内で、この変数より前にある変数がこの値を持っている。
(定数は下から上に記されている)
(横方向または一桁の数字の定数)
この変数の値は、この定数で割り切れる。
(縦方向または二桁以上の数字の定数)
この変数の値は、この定数で割り切れない。
この定数はこれらの変数の和である。
この定数はこれらの変数の積である。
(定数は上下逆になっている)
この定数はこれらの変数の絶対差である。
この定数は大きい方の変数を小さい方の変数で割った値である。
(定数は下から上に記されている)
(横方向または一桁の数字の定数)
この定数は二つの変数の値の範囲(同値は含めない)内にある。
(縦方向または二桁以上の数字の定数)
変数の絶対差はこの定数の倍数である。

(次のページに続く)

制約(続き)

大きいシンボルの変数の後ろに小さいシンボルの変数を連結させた数(十進数で解釈)は、この定数で割り切れる。
大きいシンボルの変数の後ろに小さいシンボルの変数を連結させた数(十進数で解釈)は、この定数で割り切れない。
(定数は上下逆になっている)
大きいシンボルの変数を小さいシンボルの変数で割った余りはこの定数になる。
大きいシンボルの変数を小さいシンボルの変数で割った余りはこの定数にならない。
(定数は下から上に記されている)
二つの変数は異なる値である。
小さいシンボルの変数の値は、大きいシンボルの変数の値より小さい。

大画面の制約

左側にある変数の和は、右側の変数と等しくなる。
右側にある変数の積は、左側の変数と等しくなる。
左側の大きいシンボルの変数を小さいシンボルの変数で割った余りは、右側の変数と等しくなる。
右側の大きいシンボルの変数の後ろに小さいシンボルの変数を連結させた数(十進数で解釈)は、左側の変数で割り切れる。